2024
年度
夏季集中
社会文化科学研究科 博士前期課程
日英区分:
日本語
産業・労働分野に関する理論と支援の展開
Support Theory and Applications in Industry and Work Area
講義番号
科目区分
学期
471578
夏季集中
ナンバリングコード
教室
LCFZ0SSHZ6001N
必修・選択の別
メディア授業科目
-
単位数
曜日・時限
2
その他
担当教員(ローマ字表記)
宮道 力 [MIYAJI Chikara]
持続可能な開発目標(SDGs)
対象学生
心理学学位プログラムの学生に限定する。
他学部学生の履修の可否
否
連絡先
メールアドレス:miyaji-c@okayama-u.ac.jp
電話番号:086-251-7216
オフィスアワー
事前にメールにて連絡ください。
学部・研究科独自の項目
重複履修不可
使用言語
日本語
授業の概要
日本における産業領域での心理臨床は,医療・学校領域と比較してまだ諸についたばかりである。働くことは多くの人にとって人生の大部分を占め,生きることと大きく重なる。キャリア発達とメンタルヘルス双方の視点から,心理職としての支援のあり方についてともに考える。
学習目的
不確実性の高い時代となり働く人を取り巻く環境は著しく変化する。その中で,働く人の心の問題は複雑化しており,産業領域における心の専門家の役割は今後ますます高まることが予想される。わが国における職場でのキャリア発達支援,職場のメンタルヘルス対策の意義や推進方法についての知識や技能を獲得するとともに,心理専門職として社会の要請に応えられるような素養を身につける。
到達目標
産業領域における心理専門職の現状を知り,今後求められる役割を理解する。
授業計画
1:産業・労働分野における心理職の現状と役割
2:職場におけるメンタルヘルス対策の歴史
3:労働関連の法令
4:精神障害の労災認定
5:職場のハラスメント対策
6-7:ライフキャリア構築を支援する
8:うつと自殺の予防
9-10:職場復帰支援
11-12:職場のストレスチェック
13:職場環境改善
14-15:ケーススタディ
レポート
授業時間外の学習(予習・復習)方法(成績評価への反映についても含む)
集中講義となります。講義にて別途指示します。
授業形態
(1)授業形態-全授業時間に対する[講義形式]:[講義形式以外]の実施割合
50% : 50%
(2)授業全体中のアクティブ・ラーニング
協働的活動(ペア・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど)
半分以上
対話的活動(教員からの問いかけ、質疑応答など)
半分以上
思考活動(クリティカル・シンキングの実行、問いを立てるなど)
半分未満
理解の確認・促進(問題演習、小テスト、小レポート、授業の振り返りなど)
1~2回程度
(3)授業形態-実践型科目タイプ
該当しない
(4)授業形態-履修者への連絡事項
特別な配慮を必要とする場合は,事前にご相談ください。
使用メディア・機器・人的支援の活用
視聴覚メディア(PowerPointのスライド、CD、DVDなど)
ほぼ毎回
学習管理システム(Moodleなど)
半分未満
人的支援(ゲストスピーカー、TA、ボランティアなど)
なし
履修者への連絡事項
特別な配慮が必要な場合は、事前にご相談ください。
教科書
備考
参考書
備考
成績評価基準(授業評価方法)
講義への参加貢献度(出席・発表等)75%、レポート25%の総合評価とする.
受講要件
公認心理師資格を目指す学びをしている学生向けです。
教職課程該当科目
該当しない
JABEEとの関連
関連しない
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
実務経験のある教員による授業科目
該当する
本学東京オフィスにて学生・同窓生のキャリア発達支援に携わった経験がある。
現在は保健管理センターで大学教職員の各種メンタルヘルス施策の企画・立案・実施に携わっている。
備考/履修上の注意
集中講義形式での実施となります。全回に出席できる方を望みます。
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