タイトル
2023 年度 前期
環境生命自然科学研究科 博士前期課程  
日英区分: 日本語
自己PR表現スキル
Self-expressionandBuildupSkill
 
講義番号 科目区分 学期
50G404   特別
ナンバリングコード 教室
MZZZ0ELZZ6010N 工学部1号館第2講義室
必修・選択の別
 
単位数 曜日・時限
2 その他
担当教員(ローマ字表記)
大西 詠子 [ONISHI Eiko], 大橋 一仁 [OHASHI Kazuhito]
持続可能な開発目標(SDGs)
  • 働きがいも経済成長も
対象学生
他学部学生の履修の可否
対象学生の項目を参照
連絡先
wants-gets@nifty.com
オフィスアワー
授業後対応OK,その他適宜対応
学部・研究科独自の項目
なし
使用言語
日本語
授業の概要
全ての時間において、単なる知識学習ではなく体験学習の時間を多くとることで、「知る⇒分かる⇒行う⇒出来る」を体現します。
学習目的
本授業では、1.より良い関係づくりに役立つコミュニケーションの基本学習と修得 2.社会人としてふさわしいマナーの基本学習と修得を通し、就職活動のみならず、就職後の能力発揮のために不可欠なコミュニケーション能力の開発を目指しています。

◆認識のズレ
 勉強熱心で成績優秀なA君は、就活中、書類選考は問題なくクリアするものの、面接に臨むと思うような結果が出せず苦労しました。やっとの思いで就職出来たA君は、一刻も早く仕事を覚えようと張り切っていましたが、周囲から「ヤル気が見えない」「覇気がない」「何を考えているか分からない」「常識がない」などの声が聞こえ、途方に暮れています。
 A君の思いが、周囲に伝わらないのは何故でしょうか?

◇非言語能力の不足
私たちは「話したいように話し、聞きたいように聞く」特性を持っています。うつ向き気味に目を合わさず「頑張ります」と小さな声で話すA君から、何が相手に伝わるでしょうか。話し手は、自分の言葉がそのまま受け止められていると思いがちですが、聞き手は言語だけを受け取っているのではなく、その多くを非言語から受け取っています。

◇受け取りやすく伝え、察知する
 「お客さまへの資料、送ってくれたの?」「はい」「まだ届かないって問い合わせが入っているけど」「20日までに、って言われたので20日に送りました」「・・・」職場でのやり取りですが、何が問題なのでしょうか?ズレのない意思疎通ができて初めてコミュニケーションは成立します。相手の期待を察知すると共に、間違いなく伝わったかどうか確認しながらのやり取りが重要です。

◇相手を尊重する
上司に声を掛けられてから挨拶する、相手の都合を考えず自分勝手に質問する、上司に呼びかけられても座ったままで顔だけ向ける、無言で部屋の出入りをする等など、A君の常識のない行動は周囲を驚かせます。相互理解を図るためコミュニケーション能力を磨くことは重要ですが、まずは社会人として最低限のマナーが身についていることが大前提です。

◆コミュニケーション能力の訓練・習得は、社会において真の人財として活躍するための必須項目なのです。
到達目標
楽しみながらも効果的な授業を展開し、各々が確実な成長を遂げるためには、自らが主役であることを認識し、リーダーシップを発揮する主体性が不可欠です。思い込みの殻を破り、チャレンジすることで眠っているウ感性を目覚めさせてください。
授業計画
1. コミュニケーションの基本「出会う、知り合う、相互理解を深める」
2. コミュニケーションギャップを埋める「エトス、パトス、ロゴス」
3. 社会人としてのコミュニケーション「基本動作、接遇5原則、電話、訪問」
4. アーサティブネス「自己表現の3タイプ、win-win]
5. コミュニケーション力を磨く「聞く-聴く-訊く、表現力、雑談力」
6. 自己PR表現スキル実践「自己PR」
7. 自己PR表現スキル「面談ロープレ」
授業時間外の学習(予習・復習)方法(成績評価への反映についても含む)
授業後、実生活の中での実践、気づき、感想を次回授業で発表
授業形態
(1)授業形態-全授業時間に対する[講義形式]:[講義形式以外]の実施割合
10% : 90%
(2)授業全体中のアクティブ・ラーニング
協働的活動(ペア・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど)
ほぼ毎回
対話的活動(教員からの問いかけ、質疑応答など)
ほぼ毎回
思考活動(クリティカル・シンキングの実行、問いを立てるなど)
ほぼ毎回
理解の確認・促進(問題演習、小テスト、小レポート、授業の振り返りなど)
半分以上
(3)授業形態-実践型科目タイプ
Cタイプ(実習や演習だが社会連携したものでない)
(4)授業形態-履修者への連絡事項
特になし
使用メディア・機器・人的支援の活用
視聴覚メディア(PowerPointのスライド、CD、DVDなど)
なし
学習管理システム(Moodleなど)
半分未満
人的支援(ゲストスピーカー、TA、ボランティアなど)
1~2回程度
履修者への連絡事項
特になし
教科書
備考
必要に応じて、プリント資料を適宜配付します。
参考書
備考
必要に応じて、プリント資料を適宜配付します。
成績評価基準(授業評価方法)
Presentation=100%
授業中の積極的な発表、リーダーシップの発揮等を重要視します。加えて授業出席状況も考慮します。
受講要件
日本語でのディスカッション可能であること
教職課程該当科目
この項目は当該科目には該当しない
JABEEとの関連
関連しない
持続可能な開発目標(SDGs)

(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
実務経験のある教員による授業科目
該当する
キャリアコンサルタント、産業カウンセラー
備考/履修上の注意
開講日 4/22(土)5~8限 工学部1号館 1階 大会議室
Moodleを使用します
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