タイトル
2023 年度 前期
環境生命自然科学研究科 博士前期課程  
日英区分: 日本語
キャリア形成論
CareerFormationTheory
 
講義番号 科目区分 学期
50G402   特別
ナンバリングコード 教室
MZZZ0ELZZ6009N 工学部1号館第2講義室
必修・選択の別
 
単位数 曜日・時限
2 その他
担当教員(ローマ字表記)
長江 由美子 [NAGAE Yumiko], 大橋 一仁 [OHASHI Kazuhito]
持続可能な開発目標(SDGs)
  • 働きがいも経済成長も
対象学生
他学部学生の履修の可否
対象学生の項目を参照
連絡先
nagae@mcnas.jp
オフィスアワー
適宜対応
学部・研究科独自の項目
なし
使用言語
日本語
授業の概要
職業選択と人生の設計に対し、能動的に取り組めるよう、自己理解と職業理解を中心とした内容に取り組む。就職活動に役立てることはもちろん、長期的なキャリア形成の視点を持つことも目的としている。
また、講義形式、ペアワーク、グループワークの組み合わせにより、自分で考えを深めることと、他者とのかかわりあいやフィードバックによる気づきを得ることの両面から効果的に学習する。
学習目的
キャリア形成とは、自分の望む生き方を選択し、作っていく活動の連続です。本講義では、就職活動の対策はもちろん、生涯にわたるキャリアを根本から考えるために必要な項目を理解します。具体的には、下記の目標を通じて身につけていきます。

(1)職業選択を目的とした、自己の分析ができる
   自己のもつ強みについて、漠然としたイメージや印象ではなく、仕事にいかせる「行動の特性」に目を向け、分析することを目標とします。

(2)選ぼうとする仕事に対して理解を深める
   キャリア形成のためには、自己のもつ強みをどこにいかすのかを考えることが重要です。そのために、広く業界や仕事内容について情報収集し、理解することを目標とします。

(3)理解した自己と仕事について、的確に表現する
   理解した自己の強みと、選ぼうとする仕事に求められる特性を擦り合わせ、言語化していきます。それを適切な言葉、声、表情で表現できることを目標とします。
到達目標
キャリア形成とは、自分の望む生き方を選択し、作っていく活動の連続です。本講義では、就職活動はもちろん、生涯にわたる望ましいキャリアを形成するために必要な考え方と行動を習得します。具体的には、下記の目標を通じて身につけていきます。
授業計画
1.オリエンテーション・・・講義の進め方、目的等について説明する。

2.グループワークの基礎①・・・効果的な聞き方をトレーニングする。

3.グループワークの基礎②・・・効果的な主張法をトレーニングする。

4.外的キャリアと内的キャリア・・・仕事の魅力について考える。

5~6.行動特性分析・・・仕事で活かせる強みについて分析する。

7~8.業界・職種と自己のつながり・・・業界と自己の関心との関連について
分析するとともに、職種の違いを理解する。

9〜10.マーケティングの視点を養う・・・各種ツールを用いた情報収集により、作り手側の視点を持つ。

11〜12.新商品開発・・・少人数プロジェクトでアイデアを出し合い、新規商品を作る過程を通じ、集団における自己の行動特性を理解する。

13〜14.エコロ・プロジェクト・・・部門間で連携し、顧客に商品を提案する過程を通じ、仕事の流れを理解すると同時に、仕事にいかせる自己の特性を考える。また、効果的なプレゼンテーションについて理解する。

15〜16総まとめ・面接トレーニング ・・・これまでにまとめた内容を、面接の場面を想定して表現する。

■期末リポート課題 1回
授業時間外の学習(予習・復習)方法(成績評価への反映についても含む)
授業において別途指示する
授業形態
(1)授業形態-全授業時間に対する[講義形式]:[講義形式以外]の実施割合
10% : 90%
(2)授業全体中のアクティブ・ラーニング
協働的活動(ペア・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど)
ほぼ毎回
対話的活動(教員からの問いかけ、質疑応答など)
半分以上
思考活動(クリティカル・シンキングの実行、問いを立てるなど)
半分以上
理解の確認・促進(問題演習、小テスト、小レポート、授業の振り返りなど)
半分以上
(3)授業形態-実践型科目タイプ
Bタイプ(社会連携の実践活動を一部取り入れている)
(4)授業形態-履修者への連絡事項
日本語での講義が理解できること
使用メディア・機器・人的支援の活用
視聴覚メディア(PowerPointのスライド、CD、DVDなど)
ほぼ毎回
学習管理システム(Moodleなど)
半分以上
人的支援(ゲストスピーカー、TA、ボランティアなど)
半分以上
履修者への連絡事項
日本語が理解できること
教科書
備考
毎回プリント資料を配付します。
参考書
備考
毎回プリント資料配布します
成績評価基準(授業評価方法)
毎回授業でシートを作成し、提出のこと。シートの内容点5割、最終レポートで5割評価します。特に授業での取り組みが評価できる場合、加点します。段階を追って深めていく講義の設計上、8割程度の出席が望ましいと考えます。
1.本講義では知識の付与のみを目的としていません。ペアワークやグループワークを多用し、気づくことを大切にしますので、積極的に発言・行動してください。
2.全員で理解することを重視します。よって授業中の質問を歓迎します。
受講要件
日本語での講義が理解できること。
日本の企業に就職希望の学生を対象としています。
教職課程該当科目
この項目は当該科目には該当しない
JABEEとの関連
関連しない
持続可能な開発目標(SDGs)

(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
実務経験のある教員による授業科目
該当する
キャリアコンサルタント
本学キャリアセンター,キャリアカウンセラー
備考/履修上の注意
開講日 4/8(土)5~8限 工学部1号館 1階 第2講義室
Moodleを使用します
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