タイトル
2021 年度 3・4学期
教養教育  
日英区分: 日本語
【学生発案講義!】岡山食品ロス削減大作戦
[Lecture suggested by students] Action for food loss reduction in Okayama
 
講義番号 科目区分 学期
912060 教養教育科目 3・4学期
ナンバリングコード 教室
KBCC3FXZZ3001N 一般教育棟C32教室
必修・選択の別
選択必修
単位数 曜日・時限
2 その他
担当教員(ローマ字表記)
松井 康弘 [MATSUI Yasuhiro]
SDGs関連項目
  • 飢餓をゼロに
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
対象学生
他学部学生の履修の可否
連絡先
086-251-8991, matsui@okayama-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(要予約)
学部・研究科独自の項目
N/A
使用言語
学生により日本語又は英語
授業の概要
本講義は、SDGs12.3に掲げられる食品ロスの削減(※)に焦点を当て、岡山における社会実践の政策的基盤となる「岡山県食品ロス削減推進計画(試案)」を学生が主体となって提案することを目的とする。
 具体的には、岡山県における食品ロスの発生・排出の実態、国内外の法制度・政策・推進計画・先進事例等について、文献調査・ヒアリング調査等のアクティブラーニングにより情報収集するとともに、学生自身がフードバンク・フードシェアリング等の食品ロスの利活用の現場を体験し、自らの観察・体験も踏まえて岡山県における食品ロス削減の社会実践に向けた課題・解決策を議論し、取りまとめる。
 情報整理・議論に当たっては、国内他自治体の食品ロス削減推進計画の目次・構成要素等を基本骨格の参考に、学生が役割分担してグループワークを実施し、検討成果を「学生発案による岡山県食品ロス削減推進計画」の試案として取りまとめる。なお、岡山県の食品ロス削減担当職員との意見交換等を適宜実施し、岡山県行政の立場・視点に対する理解を深めることにより、実践的な提案を目指す。
学習目的
①食品ロスの現状・課題・解決策について、文献調査・ヒアリング等のアクティブラーニングにより自ら情報収集し、体系的に理解する。
②フードバンク・フードシェアリング等の食品ロスの利活用の現場を体験し、自らの観察・体験に基づいて実践的な問題解決策を考える。
③最終成果の目次に沿った役割分担・グループワーク、検討結果のプレゼンテーション・議論・とりまとめ、行政職員との意見交換等を通じて、コミュニケーション能力、他者の立場・視点の理解・共感、協働する力を養う。
④上記を通じて「実践知」に根差した「岡山県食品ロス削減推進計画(試案)」を提案する。
到達目標
①食品ロス問題に関連する有力な情報源・重要度の高い情報を探索して抽出する「情報収集能力」を養う。
②食品ロス問題の全体像を俯瞰して優先度の高い課題を特定し、先進事例・成功事例等も踏まえて社会実践につながる解決策を考える「問題解決能力」を養う。
③学生のグループワーク、ヒアリング調査等を通じて、要点をわかりやすくまとめる「プレゼンテーション能力」、他者の意見・視点に対する「共感力」、「協働する力」を養う。
授業計画
第1回 オリエンテーション、食品ロス問題の概要講義、講義の進め方の議論
第2~4回 食品ロス削減基本計画の事例紹介、目次・構成要素・役割分担のディスカッション
第5~15回 各担当個所の文献調査・ヒアリング調査、検討結果の発表・ディスカッション
第16回 岡山県食品ロス削減推進計画(試案)の発表

※10月9日(土)10:00~12:00 に第1回を行う。
※第2回以降は、受講学生と適宜調整する。
授業時間外の学習(予習・復習)方法(成績評価への反映についても含む)
学生の役割分担を決めた上でグループワークを中心に構成する。各講義時に発表するプレゼンテーション、グループディスカッションに向けて、学生自身が資料作成する。
授業形態
(1)授業形態-全授業時間に対する[講義形式]:[講義形式以外]の実施割合
30% : 70%
(2)授業全体中のアクティブ・ラーニング
協働的活動(ペア・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど)
多い
対話的活動(教員からの問いかけ、質疑応答など)
多い
思考活動(クリティカル・シンキングの実行、問いを立てるなど)
多い
理解の確認・促進(問題演習、小テスト、小レポート、授業の振り返りなど)
やや多い
(3)授業形態-実践型科目タイプ
Aタイプ(社会連携の実践活動が授業の1/3以上と多い)
(4)授業形態-履修者への連絡事項
1)開講日時についてはmoodle上で案内するので,確認すること。
2)授業前に「体温・感染チェック」を行い,37.5度以上の体温,体調不良のときは欠席してください。
3)特別な配慮を必要とする場合は,事前にご相談ください
使用メディア・機器・人的支援の活用
視聴覚メディア(PowerPointのスライド、CD、DVDなど)
多い
学習管理システム(Moodleなど)
多い
人的支援(ゲストスピーカー、TA、ボランティアなど)
なし
履修者への連絡事項
教科書
備考
参考書等
備考
成績評価の方法
プレゼンテーション、レポート、最終発表の評価
学修姿勢30%・最終成果70%
受講要件
特になし
教職課程該当科目
この項目は当該科目に該当しない
JABEEとの関連
関連しない
SDGs関連項目

(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
実務経験のある教員による授業科目
該当する
担当教員は国・地方自治体の環境政策・計画に関する審議会に参加しており、講義内容に関連する実務経験を有する。また、JICAの途上国向け実習の講義担当経験を有する。
備考/履修上の注意
・本講義はSDGsアンバサダー主体の学生発案型講義です。
・第1回以外は受講学生に不利益にならないように開講日等は受講学生と適宜調整する
・オンラインで実施する場合は、Teams等を用いてリアルタイムに講義・議論等を実施し、資料は適宜Moodleにアップロードする

…………………………………………………………………………………………………………………
本科目は、抽選対象科目です。
抽選で当選した学生あるいは,Web追加募集で当選した学生以外履修できません。
所属学部の掲示板及び岡山大学公式HPを確認のうえ,指定された期間内に抽選登録してください。
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/student/kyomu1_5.html
…………………………………………………………………………………………………………………
ページの先頭へ