タイトル
2021 年度 第1学期
工学部 電気通信系学科
日英区分: 日本語
回路理論B
Circuit Theory B
 
講義番号 科目区分 学期
092211   第1学期
ナンバリングコード 教室
MDBZ0ENEZ2008N 工学部1号館第4講義室, 工学部5号館第15講義室
必修・選択の別
 
単位数 曜日・時限
2 月3,月4,木3,木4
担当教員(ローマ字表記)
平木 英治 [HIRAKI Eiji]
SDGs関連項目
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象学生
工学部H28〜R2入学生
他学部学生の履修の可否
連絡先
086‐251-8117 (工3号館E208)
hiraki(at)okayama-u.ac.jp
オフィスアワー
自室にいる間はいつでも.
学部・研究科独自の項目
使用言語
日本語
授業の概要
回路理論は電気電子工学を学ぶ上での基礎となる重要な科目である.本講義では, 回路理論Aに引き続いて, 回路網を解くうえで必要となる諸定理を習得するとともに, 4端子回路網, 3相交流などについて講述する.
学習目的
電気回路に関連した諸現象とその物理的及び応用数学的取扱いの理解と工学的応用に関する知見を深める.
到達目標
(1) 工学の社会的役割およびそこでの電気回路学の位置づけが説明できる.
(2) 一般線形回路網の解法を説明でき, 重ねの理, テブナンの定理などの重要定理を理解し, 応用することができる.
(3) 4端子回路網の各種パラメータの物理的意味を理解し, その応用方法を説明できる.
(4) 電力システムに用いられる3相交流回路の取扱法が説明できる.
授業計画
1 オリエンテーション, 回路理論Aの復習
2 重要定理(テブナンの定理補償定理, 相反定理)
3 一般線形回路網の取扱いの復習
4 4端子回路網の基礎(F行列)
5 4端子回路網の基礎(Y行列,Z行列)
6 4端子パラメータの相互変換
7 4端子回路網の演習
8 4中間試験
9 ひずみ波交流回路
10 ひずみ波交流の実効値, 電力
11 3相交流回路の定義, 特長
12 3相交流回路の表示法
13 3相交流回路に関わる緒定理
14 3相交流回路の電流と電力
15 3相交流回路の演習
16 期末試験
授業時間外の学習(予習・復習)方法(成績評価への反映についても含む)
講義中,毎回レポート課題を提示する。
授業形態
(1)授業形態-全授業時間に対する[講義形式]:[講義形式以外]の実施割合
80% : 20%
(2)授業全体中のアクティブ・ラーニング
協働的活動(ペア・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど)
少ない
対話的活動(教員からの問いかけ、質疑応答など)
少ない
思考活動(クリティカル・シンキングの実行、問いを立てるなど)
少ない
理解の確認・促進(問題演習、小テスト、小レポート、授業の振り返りなど)
少ない
(3)授業形態-実践型科目タイプ
該当しない
(4)授業形態-履修者への連絡事項
講義では,教科書に加えて大阪府立大学工業高等専門学校の川上太知先生が作成されたweb資料を活用する。
使用メディア・機器・人的支援の活用
視聴覚メディア(PowerPointのスライド、CD、DVDなど)
なし
学習管理システム(Moodleなど)
少ない
人的支援(ゲストスピーカー、TA、ボランティアなど)
少ない
履修者への連絡事項
「授業の録音」「板書・スライド撮影」「授業の録画」可
教科書
備考
教科書:「図説電気回路要論」菅博, 堀井仙松著(産業図書)
ーーー回路理論Aと同一の教科書を使用する。ーーー
参考書等
備考
教科書:「電気回路論 (電気学会大学講座) 」平山,電気学会 → 去年まで教科書として使ってきました。とても有用です。
参考書:「大学課程電気回路(I)」大野,西著(オーム社)
参考書:「詳解電気回路演習(上), (下) 」大下眞二郎著(共立出版)
成績評価の方法
各個別目標について, 演習・レポート約20%, 定期試験約80%の重みで評価する.
受講要件
回路理論Aを受講していること(単位の取得自体は問わない)
教職課程該当科目
高一種(工業)
JABEEとの関連
関連しない
SDGs関連項目

(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
実務経験のある教員による授業科目
該当する
企業において,自動車用電気回路の設計に従事した。
備考/履修上の注意
回路理論Aからシームレスに繋がる講義内容である。事前の復習を大いに期待する。
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