タイトル
2021 年度 第4学期
工学部 電気通信系学科
日英区分: 日本語
電気機器学I
Electrical Machinery and Apparatus I
 
講義番号 科目区分 学期
092023   第4学期
ナンバリングコード 教室
MDBA0ENEE2001N 工学部1号館第5講義室
必修・選択の別
 
単位数 曜日・時限
2 月5,月6,木3,木4
担当教員(ローマ字表記)
平木 英治 [HIRAKI Eiji]
SDGs関連項目
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
対象学生
工学部H23〜H27入学生
他学部学生の履修の可否
連絡先
Eiji Hiraki
hiraki@okayama-u.ac.jp
086-251-8117
オフィスアワー
講義終了後。それ以外は,メールで事前打ち合わせの上,来室のこと。
学部・研究科独自の項目
学ぶのに前提となる科目:微分積分学, 微分方程式, ベクトル解析, 電気回路学, 電磁気学
理解の助けとなる科目:電磁気学, 電気機器学II
学んだ内容を用いる科目:電気機器学II, 電力系統工学I・II, パワーエレクトロニクスなど。
使用言語
日本語
授業の概要
電気機器には, 磁気エネルギーを介して機械エネルギーと電気エネルギーとの相互変換を行なう回転機と, 磁気エネルギーを介して電気エネルギーの形態変換を行なう変圧器とがある。電気機器学I では, 電磁誘導を用いてエネルギー変換を行なう変圧器, 誘導電動機を系統的に講述する。
学習目的
変圧器, 誘導電動機について原理, 動作の基本を理解し, 応用できる素養を身につけることを目的とする。
到達目標
(1) 電気機器学の社会的役割および工学的意義が理解できる。
(2) 変圧器の構造, 動作, 諸特性が理解でき, かつ, 計算できる。
(3) 誘導機の構造, 動作, 諸特性が理解でき, かつ, 計算できる。
授業計画
1 学ぶに当たって, スケジュール, 成績評価, 電気機器の基礎(I)
2 電気機器の基礎(II)
3 変圧器の原理
4 理想変圧器, 実際の変圧器,等価回路
5 変圧器の負荷特性, 電圧変動率
6 変圧器の無負荷試験,短絡試験, 効率・損失
7 各種変圧器, 結線
8 中間 試験
9 誘導機の原理と構造
10 回転磁界とすべり
11 誘導機の等価回路
12 特性計算
13 誘導機の定常特性, 無負荷試験,拘束試験
14 誘導機の始動法, 可変速制御
15 演習
16 期末試験
授業時間外の学習(予習・復習)方法(成績評価への反映についても含む)
予習・復習を積極的に行うこと。
授業形態
(1)授業形態-全授業時間に対する[講義形式]:[講義形式以外]の実施割合
100% : 0%
(2)授業全体中のアクティブ・ラーニング
協働的活動(ペア・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなど)
少ない
対話的活動(教員からの問いかけ、質疑応答など)
多い
思考活動(クリティカル・シンキングの実行、問いを立てるなど)
多い
理解の確認・促進(問題演習、小テスト、小レポート、授業の振り返りなど)
多い
(3)授業形態-実践型科目タイプ
該当しない
(4)授業形態-履修者への連絡事項
回路理論,電磁気学の事前取得を期待している。
使用メディア・機器・人的支援の活用
視聴覚メディア(PowerPointのスライド、CD、DVDなど)
多い
学習管理システム(Moodleなど)
多い
人的支援(ゲストスピーカー、TA、ボランティアなど)
少ない
履修者への連絡事項
教科書
備考
教科書:藤田宏著「電気機器」森北出版
参考書:深尾正監修「電気機器入門」実教出版(入門書) , 難波江他著「電気機器学」電気学会(専門書), 電気学会「電気機器工学I」(改訂版) オーム社(前教科書)
参考書等
備考
大阪府立大学高等専門学校_電子情報コース_川上太知先生作成の講義資料を進捗に合わせ適宜配付する。
成績評価の方法
(1),(2):レポート・演習問題と第1 定期(中間) 試験で約50 %, (1),(3):レポート・演習問題と第2 定期(期末) 試験で約50 %。なお, 第1 定期(中間) 試験と第2 定期(期末) 試験で約80 %, レポート・演習問題で約20 %の重み。
受講要件
特になし。
教職課程該当科目
高一種(工業)
JABEEとの関連
関連しない
SDGs関連項目

(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
実務経験のある教員による授業科目
該当する
担当者は長年にわたり企業で電気設計に従事してきた。
備考/履修上の注意
事前にテキストを良く読んで実験に望むこと
電気主任技術者資格認定に必ず履修しなければならない科目である。
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